10.30.2012

ベトナム回想5 ベトナムの車窓から

あまりにも効きすぎる冷房に嫌気をさしながら
窓の外をぼうっと眺めていた。
走り出してすぐに風景がガラっと変わって緑が多くなる。
建物もなんだかぽつりぽつり。
線路と平行して走る道は、舗装がされてなくて
車が通るたびにもくもくと白い砂埃をあげていた。
なんだかベトナムじゃないみたい…


小さいころにずっとあこがれていた寝台列車。
いざ乗ってみれば、本と、ラジオと、音楽と、
窓の風景をたんたんと眺めるの繰り返し。。
ぽけり。






車掌さんが大声で何かを言いながら列車の中を歩き回る。
最初は何事かと思ったけれど、食べ物を売りに回ってただけだった。
お菓子、飲み物、そしてご飯。
英語が通じないから、これちょうだい?お金はこれ?と指差しで買う。
時たま駅に長く停まって、ご飯やおやつを買えたりするみたいだったけれど
いつ出発してしまうのかわからなくて降りられず…

ベトナム中部の都市ダナンに着いた時にはあたりはもう真っ暗。
ひとまずの宿をとったのでそこへ向かう。
荷物がずしっと重い…
タクシーでは近すぎて断られるためバイクタクシーに乗る。
おっちゃんにヘルメットをわたされ、いざ出発。
猛スピードで走る走る。
信号…? そんなもん無視。
基本あってもなくても同じようなもんだからしょうがないけど…
夜のバイクタクシーってなんだかひやっとする。
このままどっかへ連れていかれてもおかしくないし…
ぼったくられてもおかしくないし…
なんてソワソワしながらも無事宿へ到着。
ひとまず疲れすぎて……
爆睡。
zzzzzzzzzzzzzzzzz

つづく。

10.29.2012

ほくほくほく

久々のおやつ作りに火がついて、
これから少しずつ焼き菓子も増やしていこうと考えています!!
かぼちゃのタルトは砂糖や乳製品、卵をつかわず
おいしいかぼちゃの甘みと100%のリンゴジュースをちょっぴり加えて作っています。
タルト生地にはふすまをたっぷりいれてざくざくした男らしい?生地です。
ほくほくなおいしいものがたくさんある季節ですね〜

ベトナム回想4

朝は道端にたくさんの人が小さなイスを出して朝ご飯を食べていた。
大きなたらいで食器をばしゃばしゃあらった水は道路を流れ、
魚や肉の焼けるにおいがたちこめた。

夕方六時ぐらいともなればお店がぽつぽつと閉まり、
店の前にみんなが集まって夕食の準備をはじめたりする。
どこかの屋台の前では煙がたって酒盛りがはじまる。
胸の奥のほうがポッとなる。
めまぐるしいけれどうらやましい光景。

大量の排気ガスと鳴り止まないクラクションと
目に飛び込んでくる物の多さと、
押し寄せてくるものを必死に受け止めるのが精一杯で
正直、1時間くらい外を歩き回るだけで頭がぐるぐる……
めまいのような感覚。
それでもどこかこの街を好きになってしまったのはなんでかな。

さて早朝4時に宿を出発して駅へと向かう。
日が昇る前の駅にはもうたくさんの人がいた。
向かうはベトナムの中部にある街「ホイアン」
現地で調達したチケットは、自分たちのベットをみつけるまで
気が気じゃなかった。チケットと席の番号をなんども確認しながら
やっとこ落ち着く。ホッ…。
ついにあこがれの寝台列車15時間の列車移動のはじまりはじまり。
出発!

つづく…


10.25.2012

お/で/か/け情報

10 月27日(土)
敷島フリッツ・アートセンターにてチチリの庭の日常 小さな秋バージョンです!
11:00 から!お馴染みのkaffaさん、monsoon donuts、ジャム猫に加え布小物のmaegami mamiちゃん、おいしいお菓子やbagleを販売する三喜屋さんが出店します!ちょっぴりにぎやかなチチリの庭ぜひお越し下さい〜
(この日はジャム猫はあったかいスープを予定してます。メロンパンやマフィンカンパーニュなどのパンもお持ちします〜)

10月28日(日)
ミモザの森でおこなわれるミモザの森マーケットへ出店いたします。
おいしい食べ物や雑貨がたくさん並びます。青い車でおでかけします!

10.24.2012

ハノイの街 ベトナム回想3

ハノイの大きな市場の近くにある街はすべての通りに名前があり、
おもちゃをの通り、ござの通り、ブリキの通り、食器の通り、お菓子の通り
といったまるで街一帯ががおおきな市場のようだった…




パンころがってますよ…

個人的にツボだったブリキの通りは
おっちゃんが店先でトンカチやってる。

にゃ…

そんな通りの合間には野菜を売ったり肉を売ったり果物を売ったりの
働き者のおばちゃんやおばあちゃんたち。







そんな女性陣とは対照的な男性陣…
働いているのかな?いないのかな?
なんなのかな…?

どこのお店にもたむろしているのはおっちゃんたち。
昼間から一杯やっちゃってたりもして…
おっちゃんたち暇なのかな?
そんな光景がわたしはおかしくてたまらなかった。

ベトナム回想2 建物






ベトナムの北部の街 ハノイ。
オレンジや青のレンガ
複雑な格子の窓枠
おおきな鉄のシャッター…


アジアとヨーロッパが混ざったような不思議な建物たちに
はっとさせられた。





張り巡らされた電線はいくつもいくつも重なって、
電柱と電柱を結ぶ真っ黒い影となった。
木やツタがところどころにからまって
まるでほどけない糸みたいにぐちゃぐちゃだった。








街のあちらこちらに、大きな木がたっていて、
強い日差しをさえぎる木陰をつくってくれていた。
バイクの波とずっとなりやまないクラクションさえなければ
ものすごく良い街なのにな……

つづく

10.21.2012

タイからベトナムへ ベトナム回想1

タイからベトナムへ。

北部の街ハノイの空港。とても閑散とした小さな空港。

でも入国審査はタイより厳しいのかな、五年前の写真をみて

これはお前か?違うだろ。と足止めをされた。

一緒だよ!といって立ち尽くす。

恐い目をしたおじさんはじろじろ私をみて

首を傾げつつ疑いの顔で「うーん…、行きなさい。」と通してくれた。

真っ白くてきょとんした五年前の写真とは裏腹に、

わたしは浅黒く頭もぼさっとしていた。

しょうがない…

長い移動のせいか、初めてのベトナムというせいか

2人とも気持ちがぱつぱつしていて喧嘩した。

涙をいっぱいこらえて乗ったタクシーは

ものすごいスピードでクラクションをならしながら走る。

すごい…タイとはぜんぜん違う。

クラクションって危ない!って時とかに鳴らしたりするもんじゃ…?

日本じゃあまり使わないけれど、向こうの人は当たり前。

ここにいるよ! どけよ! じゃまだよ! 後ろにいるんだよ!

とどこでもクラクションを鳴らす。

だから道路中クラクションの音でいっぱい…

車、バイク、バイク、バイク、車、

プププー!!プププー!!

……なんだかすごい。

空港からハノイの街中へすっ飛ばす。。。


10.18.2012

楽しいおしらせ!

未だに彼の頭の中がどうなっているのか
わからない…
たぶん一生わからない。

彼がもくもくと作業をしてるかたわら
私は1人であれやこれや話たりして
あんまり聞いてもらえなかったりして(笑)

でも横からのぞいた時にはっとするんだ…
そこにいつもetootoのゆらゆらゆらめく不思議な世界が広がっているから。

etooto初のexhibition!!!
ぜひetootoワールドをご堪能ください。

2012.11.17(SAT) - 11.23(FRI) 13:00 - 20:00 
at SNARK 3F 
小阿瀬直建築設計事務所 群馬県高崎市田町53−2


10.13.2012

うれしい!お知らせ!

嬉しいお知らせです!
お豆富ドーナツでお馴染みのmonsoon donuts ジャム猫のパンたちと一緒に
前橋の食材屋KURAさんの食材やkaffaさんの珈琲豆を
みなさんへお届けできることになりました!

おいしくて大切に作られた食材をみなさんに知ってもらいたい。
ドーナツ屋とふつふつ考えて生まれたこのお届け便。
本格的に動き出すのは2013年の2月からで、
ひとまず10月16日(火)のシネマテークたかさきさんへお出かけする時に
パンのお供になるようなKURAの食材を一緒に運ばせてもらいます。


いつもジャム猫パンの素材で使っているお塩や黒糖、
おいしいオリーブオイルや、パンにつけるアーモンドバターなど
パンと一緒に楽しめる食材をお持ちしたいと思います。

来年の2月には注文用紙が出来て
お出かけ先で毎週、または毎月の注文を受けられるようになる予定です。

詳細は随時報告していきますのでどうぞよろしくお願いします。
わたしは食材や調味料や油や洗剤や、
生活に身近な物は自分が納得する物をなるべく選ぶようになりました。
それはちょっぴり他で売られている物より高価なものだったりするけれど、
でもそれが自分の心地よい買い物の仕方。


いろんな事が起きてしまった今日の生活で
少しでもしゃんと気持ちよく、ストレスなく買い物ができるって
どれだけ嬉しいことか。。。

ベトナムへ行った時、そこらで売られている物には
値段なんてほとんど付いていなかった。
いつも買い物する時はお店の人と交渉。

でもそれって当たり前の事で、値段ってあるようでないようなもので。
お店の人の“売りたい”っていう気持ちと、こちらの“買いたい”って気持ちが重なったら
きっと値段は高くても安くなる。逆に言えば安くても高くなる。

だからこそ、売る人がどんな心持ちで売ってるかとか、
どんな人が作ったのだとか、
それがモノの価値に繋がっていくのだと思う。
誰がどんな想いでこれを作って
どんな想いでここまで届けられるのかって。
そのストーリーがあればある程
物はとても身近で大切なものになっていくのじゃないかな。

 KURAさんに置いてあるものはそのストーリーがちゃんと見える食材。
monsoon donutsもkaffa珈琲だってそうだ。ちゃんと作ってる人の顔が見えるよ。

そう、そうやって物をつくっている人がいるということ
そしてそれがとびきり美味しい!っていうことを
みなさんにお届けできたらいいな。

KURAさんに行きたいけれどちょっぴり遠くて…
monsoon donuts食べたいけれどなかなかタイミングが合わなくて…
kaffaさんの珈琲がお家で飲みたい…
なんて思ってるいらっしゃる方
ぜひぜひこれから始まるお届け便を利用してみてくださいね。

こちらmonsoon donuts blogに素敵文書が♪

まだまだ準備段階ですが
ぜひこれからよろしくお願いします。